木下和重氏の提案する、時間の文節単位「セグメント」及びその集合「セグメンツ」というコンセプトを紙上に展開するため、プログラミングによってセグメント的な矩形を作り出し、それを使用した。各セグメントは乱数によって長さ(幅)が決められている。時間という概念を静的なメディア上で展開することについて考えさせられた。
=============================================
【GENESis Live Performance+エレクトロニクス制作講座】
会期:2012年11月30日(金)
OPEN: 16:10
START: 16:40(-18:10)
場所: 武蔵野美術大学 12号館 1F ビデオアトリエ(エレベーターホール奥右手)
第一部: エレクトロニクス制作講座+RGBシステム即興演奏(30分程度)
第二部: GENESisパフォーマンス「創世記『神は世界を造り、そして、時間が生まれた』」(60分程度)
—-
GENESis(ジェネシズ):
木下和重が提唱する『Segmentsセグメンツ』というコンセプトを複合メディアを用いて具体化させるグループ。木下によるシリーズ企画『セグメンツ・プロジェクトSegments Project』において誕生した。その特徴は、鈴木學による自作の電子装置から発せられる剥き出しの電子音。坂本拓也の操作するプロジェクターが作り出す光と闇、そして色。古池と木下による無防備なまでに削ぎ落とされたパフォーマンス。意味性は極めて切り詰められ希薄化されることにより、それらの存在基盤そのものが立ち現れる。
https://esporre.net/genesis/
GENESis メンバー:
木下和重 作曲/パフォーマンス
古池寿浩 パフォーマンス
坂本拓也 プロジェクター
鈴木學 エレクトロニクス
—-
エレクトロニクス制作講座:
鈴木學講師が実際に制作したエレクトロニクスで、何かできるのか?何がおこるのか?をデモンストレーション交えてご紹介致します。
音楽、美術等の芸術活動で、エレクトロニクス技術を使用したいと考えている方、どっちでもいい方も居酒屋気分でご来場ください。
また、エレクトロニクス制作講座は定期的に開催されていますので、下記サイトで講座・イベント情報がご覧頂けます。
l-e
http://www.l-e-osaki.org/
講師:鈴木學
[プロフィール]
2000年、エレクトロニクス技術を用いた自作楽器等の設計制作、それらを使った即興演奏等の活動を開始。
今井和雄トリオなどで活動中。
アナログ発振器、デジタル音源、マイコン、MIDI、無線機器、映像信号を応用した作品を制作。
音楽家らかの受託制作も行う。依頼者には、東山嘉事(美術家)、一樂儀光(ドラびでお)、田口史人(円盤店主)、杉本拓(音楽家)、伊東篤宏(optron)、角田俊也(wrk)などがいる。
http://www.geocities.jp/ijnsz/index.html